タントは家族思いナンバーワン!

タントは家族思いナンバーワン!

どうも、アラフォー主婦です。3歳の息子は『獣電戦隊キョウリュウジャー』に夢中。

 

彼がスーパースターになりきり、日々ブレイブするせいで、ママの体はボロボロ状態。電車に乗れば「ベビーカーが邪魔」って見知らぬ人に言われるし、クルマに乗れば息子がサンシェードを放り投げるし。

 

 「オーマイッガ(イアン・ヨークラント風に)」 

 

そんな子育てファミリーにとって最強の味方となってくれそうなのが新型タント。

 

両側スライドドアの採用もあって、さらに使い勝手がよくなっているんです。 

 

ママ代表がタントの実用性をチェックしてみた

なんといっても注目は、大開口のミラクルオープンドア。

 

助手席を10p前にスライドさせることで、ベビーカーを折り畳むことなく、進行方向に置けるようになったのです。

 

ベビーカーのポケットから、おむつや着替えを取り出さなくてもいいなんて、超ラクチン。

 

助手席には乗降グリップが取り付けてあるから、息子はもちろん、じいじやばあばと一緒の時でも安心して乗れるようになったのです。 

 

後席まわりの装備も充実していて、窓には格納式のサンシェードを採用、日よけ対策もバッチリ。

 

我が家は市販の吸盤式を使っていますが、窓は開けられないし、息子は外して放り投げるしで、まったく役に立たないのです。

 

やはり純正に勝てるものはありません。

 

子供がぐずっても安心

後席正面には、スマートフォンや小型ゲーム機が入るよう設計された小物入れもあるので助かる。

 

これなら、お気に入りのお菓子やミニカーが散乱することなく、すっきりと片付けられそう。

 

子供がぐずったときには、吊り下げ式の大画面モニターでDVDを見せることだってできるんです。 

 

サンバイザーとバックミラーの位置も改善され、これまでは「ヨガか?」 って思うほど手を伸ばさないと届かなかったのが、より手前に取り付けられていて、ラクに操作できるようになっています。ユーザーの声が活かされていますよね。 

 

今回は街中をチョイ乗りする程度しか試乗できなかったんですが、基本性能はムーブと同じということで、デキのよさとしては「間違いない」と確信することができました。

 

というのも、先日ムーブで東京から新潟まで高速道路を使って旅行してきたんですが、NAエンジンながら、よく走ること、走ること、 「これってターボじゃないよね」と何度も車検証を確かめたくらいです。

 

しかも静かで、乗り心地も高級コンパクトカー並みによかったんです。 

 

タントは、同じ2WDのLグレードで比べると、ムーブより110s車重が重く、発進加速において、多少のもっさり感は否定できませんが、エンジン音は静かだし、いやな突き上げ感もありません。アイドリングストップからの発進・停止の挙動も自然と言えますし、乗り心地もOKです。 

 

余談ですが、ライバルとなるホンダのNーBOXに乗ってみると、エンジン音がより車内に響き、ワイルドで、より男っぽい乗り物といった雰囲気センタータンクレイアウトのおかげで、室内高を140oと、タントより35o高くとれることや、ベビーカーを畳まずに載せる際にも、後席の一席だけを跳ね上げればいいので、他の3席はまったく問題なく使用できる、といったことはNーBOXの有利な点として挙げられるかな。 

 

そうはいっても、タントは初代から約115万台が販売され、先代モデル末期でも月に1万台ペースで売れていたという大人気モデルには違いない。ハイトワゴン軽の草分けとして、成熟を重ねた走りと、使い勝手のよさにおいては、やはり、最強のスーパースターといってもいいだろう。